農村部の数学教師は、「8人の大学生が夏期講習を禁止され、授業料を返金しなければならなくなった。一銭も稼げないだけでなく、家賃、教材費、人件費も負担しなければならない」と批判した。写真はイメージ画像(STR/AFP/Getty Images)

中国の大学入試「高考」終わる 肩の重荷を下ろした学生たちに、明るい未来はあるか?

今月7日と8日、2日間にわたり行われた中国の全国統一大学入試である「高考(ガオカオ)」が終わった。

受験生はようやく、岩のように重く、氷のように冷たく肩にのしかかっていた重圧から解放された。彼らは、まだ志望校に合格したわけではないが、ともかく受験が終わったことが嬉しいらしい。その喜びを伝える動画が今、中国のSNS上にあふれている。

なかには、試験会場を出る一部の学生が、体操選手か、あるいは武術家のような見事な技を披露して、受験を終えた喜びを全身で表現するというシーンもあった。 

▶ 続きを読む
関連記事
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る
中国のファーウェイ系EVで異常動作。「開く(後ろへ倒して)」と指示した座席は逆に前へ倒す動きを始め、子供を挟みかけた。父親が「止まれ!」と何度叫んでもシステムは反応せず、中国SNSで「危なすぎる」と波紋が広がっている
中国AI「豆包」で、歴史上の大統領を検索すると人気俳優の画像が表示される騒動が発生。有料化直後だっただけに、「これで課金?」と批判が広がり、中国SNSでトレンド入り
中共系企業が提供する安価な5G通信網。その裏では、各国を技術・資金・インフラ面で依存させる「シリコン・カーテン」が広がっている。ファーウェイ問題や一帯一路を通じて進む「デジタル属国化」の実態を分析する
最近、中国版のTikTok、抖音(ドウイン)では「深夜の造反」と呼ばれる現象が現れている。市民が隠喩的な文章で、特定の時間帯に中国共産党への不満を投稿している。