アンモニア輸送パイプライン破損、黒海穀物複雑化の恐れ
[7日 ロイター] – ロシアからウクライナを経由して肥料用のアンモニアを輸送するためのパイプラインが破損したことがウクライナとロシア両国の報告で分かった。同パイプラインは黒海経由の穀物輸出合意で重要な役割を果たしていると見られることから、穀物輸出合意を巡る協議が複雑化する恐れがある。
ロシア国防省は「ウクライナの破壊工作グループ」が5日夜、ウクライナ東部ハリコフ州のマシウティフカ村の近くでパイプラインの一部を爆破したとし、「このテロ行為の結果、民間人に死傷者が出た」と表明。「パイプラインの損傷した部分から現在、アンモニアが吹き出している」とした。同村はロシア軍とウクライナ軍の最前線にある。
これに対し、ウクライナのシネグボフ・ハリコフ州知事はロシア軍が州内のアンモニアパイプラインに繰り返し砲撃を行ったと表明。ロシア側の主張と食い違いが出ている。
関連記事
カナダ政府は、外国政府などの依頼を受けて政治や政府の意思決定に影響を及ぼす活動について、登録を義務付ける制度を8月4日に施行する。中共政権による外国干渉への警戒が背景にある
1千万人が暮らすキューバで再び全国規模の大停電。2024年末以降、これで8回目となる深刻な電力危機。米政府や専門家は「制裁だけが原因ではない」と指摘。老朽インフラの放置や、共産党体制下で続いた腐敗・管理不全こそが危機の根底にあると分析している
ハマスは7月6日、ガザ地区の「緊急委員会」責任者が辞任届を提出したと発表した。統治機構の解散と行政権移譲に向けた動きとみられる一方、武装解除など核心的な対立は残っている
国際金価格は年初来では約3割下落しており、先行きについては投資家や専門家の間で見方が分かれている
中共軍が原子力潜水艦から太平洋へSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を異例の試射。日本、豪州、NZ、台湾が相次ぎ懸念を表明した。試射の背景には、核抑止力の誇示と南太平洋での影響力を巡る思惑が見え隠れする