新型コロナワクチンの注射を行う医療関係者。イメージ画像 (Photo by Ezra Acayan/Getty Images)

コロナワクチン接種の健康被害、超過死亡「明らかに多すぎ」…政府は「安全」

新型コロナウイルスワクチンの安全性について議論が再燃している。接種後の死亡者増加について野党議員が問いただすも、政府は安全性が保証されているとの立場を繰り返した。

「3回目のワクチン接種以降、死亡者が増加しているとの事実を認識していますか」。6日の財政金融委員会で神谷宗幣参議院議員(参政)は質問した。接種時期と死亡者数に相関関係が疑われる65歳以上のワクチン接種者の超過死亡数を示すデータを引用し、ワクチンの安全性に疑問を投げかけた。

また、1977年から2021年までのあらゆる予防接種の健康被害救済制度の認定数が3522件であるのに対し、新型コロナワクチンに限定した直近2年間の認定数は2639件になると指摘。「ワクチン接種による副反応が一定数出ることはよく知られていますが、これは明らかに出過ぎではないですか」と語気を強めた。

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