「最後の香港総督」を務めたクリストファー・パッテン氏。今月8日に開かれた自身の新著「香港日記」の発表会にオンライン参加した際の画面。(NTDテレビより)

最後の香港総督パッテン氏「中国共産党は信用できない」 自著の発表会にオンライン参加

1997年7月1日、香港は英国の統治を離れ、中国領となった。来月1日は香港の中国返還26周年に当たる。

これに合わせて「最後の香港総督」を務めたクリストファー・パッテン(漢字表記は彭定康)氏は今月8日、自身の新著『香港日記(The Hong Kong Diaries)』の発表会にオンラインで参加した。その際、パッテン氏は「中国共産党(以下、中共)は信用できない。香港を警察社会に変えてしまった」などと述べた。

同著書は今年5月に出版されており、また最近、台湾では中国語版も出された。作中では、同氏が香港総督として在任した5年間に起きた様々な出来事について、詳細に記されている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で7月1日から、「民族団結進歩促進法」が施行される。中共政府は同法について「民族の団結」を掲げているが、袁紅氷氏は同法は台湾有事を見据えた国家ぐるみの戦争準備という深刻な意味合いを持つとの見解を示した
中国で「VPNで海外サイトを閲覧するだけなら安全」という常識が崩れつつある。検閲を回避したこと自体を理由とした処罰や、数年前の履歴を遡る調査の実態、拡大する中国共産党のネット統制の闇に迫る
「今さら天安門事件を語る意味はあるのか」。そう問われた元学生リーダーのウーアルカイシ氏は答えた
中国の債務はGDPの300%を超え、限界に達しつつある。だが、この経済減速は軍事的野心の縮小を意味しない。資源保有国であるカナダなどの西側諸国は、中国の台頭の盲信や中国崩壊という極端な見方を排し、戦略的備えが必要だ
天安門事件の未公開写真特集、第12回。広場では学生たちがハンガーストライキを続け、その周りには教師、母親、市民、退役軍人らが集まっていた。一枚一枚の写真から、人々が学生たちに託した願いが伝わってくる