米原子力潜水艦が韓国の釜山港に到着した。聯合ニュースが16日に伝えた。写真は米ジョージア州の基地に戻るオハイオ級原潜。2019年4月撮影 U.S. Navy/Handout via REUTERS)

米原子力潜水艦が釜山港に到着、韓国軍発表

[ソウル 16日 ロイター] – 韓国軍は16日、米国の巡航ミサイル原子力潜水艦が釜山港に到着したと発表した。米巡航ミサイル原潜が韓国に入港するのは約6年ぶり。

15日には北朝鮮が弾道ミサイル2発を東の方向へ発射していた。

韓国の尹錫悦大統領とバイデン米大統領は4月、ワシントンで会談し、朝鮮半島への「戦略的資産」の定期的な配備をさらに強化することで合意した。

米国が北朝鮮の攻撃から韓国を守るという決意を示すために、弾道ミサイル搭載可能な原潜を韓国に派遣することでも合意した。

関連記事
韓国の尹錫悦大統領は4日未明、わずか6時間で非常戒厳を「解除する」と表明し、国会から軍が撤収した。一連の混乱は韓国政治だけでなく、国際社会にも衝撃が走った。戒厳令宣布の背景には、何があるのか。
EUは中国製設備を事実上排除する新たな規定を水素生産補助金計画に追加。電解槽が25%以上中国製の場合、補助金対象外とする方針で、エネルギー産業における中国依存を減らす狙いがある。
パラオは台湾との関係を維持し、中国依存の脱却を目指して観光業の多様化を進めている。新たな航空路線の開設や、文化と環境を尊重する観光客層の誘致に注力している。
韓国の半導体産業が中国のダンピングで圧力を受け、輸出競争力が低下。韓国政府は14兆ウォン規模の財政支援を発表し、半導体生態系の強化と高付加価値製品へのシフトを目指している。また、中国市場への輸出依存が減少する中、中国の追い上げが韓国にとって大きな脅威となっていると警告している。
BRICS諸国がドルの代替通貨を模索する中、次期米国大統領トランプ氏は100%の関税を警告。専門家は実現性に懐疑的。