焦点:解散先送り、首相の求心力に低下リスク 防衛財源の先行き不透明に
[東京 21日 ロイター] – 通常国会が21日、閉会するが、金融市場でも観測の高まっていた衆院解散を先送りしたことで岸田文雄首相の今後の政権運営リスクが高まったとの見方が出ている。首相は内閣改造・党役員人事や秋以降の解散で政権基盤の強化を図るとみられるが、経済状況とも絡み、秋以降の解散が困難になる可能性を指摘する向きもある。首相の求心力が低下すれば、与党内にも異論のある防衛・少子化政策の財源問題は先送りの可能性もあるという。
<9月までに人事刷新、秋に解散か>
今国会での解散見送りについてある閣僚経験者は、準備を進めていた議員も多いと指摘、「選挙決起集会の会場を借りてしまった議員などは恨み節だ」と話す。
関連記事
レアアースの輸出制限や安価な中国製品の世界市場への流入など中共政府の政策が世界経済に混乱をもたらしている。そうした中、ブリュッセルで日本とEUがハイレベル経済対話を開催。貿易・産業政策や経済安全保障に関する協力を協議した
米FBIのパテル長官は原和也内閣情報官と会談し、高市政権が進める「国家情報局」新設への歓迎と連携強化を表明した。サイバー防衛や防諜、テロ対策の分野で日本を全面的に支援し、日米の情報連携をさらに強固にする姿勢を示している
グラス駐日米大使が、高市政権の外交を「安倍氏の遺産を発展させたもの」と絶賛。提唱から10年を迎えた「自由で開かれたインド太平洋」構想を軸に、日米同盟の深化と中国への抑止力強化が進む現状を解説
日本と南アフリカの外相会談が行われ、両国が連携する重要鉱物のサプライチェーン強化や、エネルギー分野の脱炭素化、世界の平和に向けた協力など、両国のパートナーシップが強化された
アジア開発銀行(ADB)がアジア・太平洋地域の電力網やデジタルインフラの接続を強化する大規模な取り組みを発表した。2035年までに総額700億ドルを投じる次世代インフラ投資構想だ