トランプ氏調査を主導した民主党議員、下院が問責決議案可決
[ワシントン 21日 ロイター] – 米連邦議会下院は21日、トランプ前大統領の弾劾裁判で検察官役を務めた民主党のシフ下院議員に対する問責決議案を可決した。
決議案を提出した共和党極右派のルナ議員は、シフ氏が主導したトランプ氏とロシアの関係を巡る議会調査は政治的な動機に基づくもので、同氏はトランプ陣営とロシア政府の間に共謀があったと国民に信じさせようとしたと主張した。
決議案は213対209の賛成多数で可決された。下院倫理委員会がシフ氏を調査することになる。民主党議員は全員が反対した。
下院は先週、シフ氏に対する別の問責決議案の採決を行ったが、共和党から20人が反対に回ったため否決された。この決議案には1600万ドルの罰金が含まれており、共和党議員の間からも合憲性に疑問が出ていた。
下院での問責決議は異例。共和党のゴーサー議員が民主党のオカシオコルテス議員を殺害するアニメ動画をインターネット上に投稿したことで2021年に問責された。
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