プリゴジン氏は沈黙を破り、音声声明で自分の一時的な武装反乱を弁明した。プリゴジン氏はロシア国家に攻撃を試みたことを否定し、自分の行動はワグネルの兵団への攻撃への反抗であり、政府を倒すためのものではないと語った。 (Photo by STRINGER/AFP via Getty Images)

反乱の露傭兵部隊、南部の重要施設を占領か プーチン氏は正規軍と特殊部隊で防衛

ロシア民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリコジン氏は24日、同国の連邦保安局(FSB)が自身に対する捜査を開始したことを受け、配下の部隊を重要都市ロストフ・ナ・ドヌーに進入させたと発表した。軍司令部など重要施設を占領し、ショイグ国防相らとの面会を求めた。プーチン氏は首都モスクワの防衛を固め、緊急テレビ演説で反乱に厳しく対処すると述べた。

ロストフ・ナ・ドヌーはロシア南部ロストフ州の州都であり、ロシアの南部軍管区司令部が置かれている。プリゴジン氏は現地時間24日、飛行場を含む市内の軍事施設を占領したと発表、ショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長に面会を要求した。両氏が応じない場合には、モスクワに進軍するとも語った。

ロイター通信などによると、プリゴジン氏は23日、ウクライナ領内のワグネル野営地がロケット弾や武装ヘリなどによる攻撃を受け、約2,000人の戦闘員が死亡したと主張。この攻撃はショイグ氏と会談したゲラシモフ氏による命令に基づくものだと語った。エポックタイムズはその主張を独自に検証できていない。

▶ 続きを読む
関連記事
ドイツ警察によると、身元不明の爆発装置を搭載したドローンが4日夜から5日未明にかけてライプツィヒ/ハレ空港に混乱をもたらし、便の運航が一時停止、一部機体が目的地変更を余儀なくされた。当局はすでにテロ対策捜査を開始している。
中国資本の欧州進出に警戒広がる。ベルギー政府、重要航空インフラを担うヘリ運航会社NHVの買収を安全保障上の懸念から阻止。
欧州を襲う異常気象が食卓を直撃する。猛暑・干ばつ・山火事で農作物が大幅減産、仏野菜は収穫半減の恐れ。スペイン穀物も500万トン超減少見通し
高温と少雨の影響で、欧州の水力発電量が過去最低に迫っている。ドナウ川の水位低下により原子力発電所の運転にも影響が広がり、EUでは天然ガス発電が増加している
スペイン飛び地セウタで88人死亡の越境事件を受け、欧州委員長フォン・デア・ライエン氏はEU域外国境の管理強化と物理的障壁設置をサンチェス首相に要請。加盟国間では移民政策を巡る対立も深まっている。