赤信号見落とし、道路わたった歩行者にも「罰金」 暴走する監視カメラ大国=中国 上海
中国の各地方政府は今、深刻な財政難のなかにある。それは上海のような大都市でも例外ではなく、その傘下にある公安警察部門も同様である。いつ減給や給与の停滞が起きるかわからない。彼らも内心、びくびくしているのだ。
そこで中国の警察は今、少しでも収入を増やすために、全力をあげて交通違反の「罰金とり」に躍起になっている。
市内のあちこちに検問所を設ける交通警察は、何がなんでも「違反」の理由をつけて罰金を科そうとする。それはもはや、本来あるべき社会秩序の維持のためでは全くなく、社会を一層混乱させる原因にもなっているのだ。
関連記事
中国経済は消費の低迷や不動産危機、投資減少により厳しい現状に直面しています。唯一の支えである輸出も世界的な反発に晒されており、今後の成長持続には不透明感が漂う背景と現状を解説します
中国の7月若年失業率は17.9%と過去3年の7月で最高水準に上昇した。1270万人の卒業生が就職市場に流入する一方、低賃金・不安定雇用が広がり、保護者からは「大学まで出した意味がない」との嘆きが出ている
数時間待ちだった「ケーキ界のエルメス」が、1年で約180店閉鎖。中国で「ご褒美消費」が冷え込んでいる
夏休みなのに、中国の習い事教室に生徒が来ない?
中国河北省で白菜へのホルムアルデヒド使用が問題となるなか、2012年の官製メディア報道では、同様の鮮度保持が中国各地で行われ、業界の慣行になっていた実態を伝えていた