7月10日、英BBCは、人気司会者が性的な写真を撮るために10代の若者に3年にわたり高額な支払いを行っていた疑惑が浮上し、出演停止処分にしたと明らかにした。写真はBBCのティム・デイビー会長。昨年4月ロンドンでの代表撮影(2023年/ロイター)

BBC司会者が出演停止、10代若者の性的写真買い取り疑惑

[ロンドン 9日 ロイター] – 英BBCは9日、人気司会者が性的な写真を撮るために10代の若者に3年にわたり高額な支払いを行っていた疑惑が浮上し、出演停止処分にしたと明らかにした。

BBCは5月に苦情に初めて気付き、今月6日に新たな訴えがあったことで「外部当局」に報告したと明らかにした。

この問題を最初に報じた英紙サンは、若者の母親の話として匿名の男性司会者が写真のために3年間で3万5000ポンド(4万5000ドル)を支払ったと伝えた。若者はコカインにこのお金を使ったという。

フレイザー文化相はこの疑惑を「深く懸念している」とし、BBCのティム・デイビー会長と緊急に協議し、同社が迅速かつきめ細かく調査しているとの言質を得たとツイッターで明らかにした。

BBCは全視聴世帯から支払われる受信料で運営されている。同社は「いかなる疑惑も真剣に受け止め」、積極的に対応する内部手続きが確立されていると説明。新たな情報が明らかになれば適切に対処するとした。

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