中国を旅行中の独系華人に中国警察が海外デモ参加者の情報提供を強要
7月8日、ドイツのメディアが報じたところ、アレックスと名乗る中国系ドイツ人が中国で中国共産党(中共)警察に拘束され、中国政府に批判的なドイツ国内の中国人の情報を提供するよう強要された。アレックス氏はドイツに帰国後、この事件の内容を明かした。ドイツの治安当局が捜査に乗り出したと報じられている。
ドイツの非営利調査報道組織コレクティブ(Correctiv)によると、アレックス氏は中国を旅行中、中国の空港で警察に取り押さえられ、小部屋に連行された。アレックス氏は警察から数時間にわたって尋問を受けたが、そのことをドイツに帰国してから『Correctiv』に明かした。
同氏によると、警察はまず、ドイツで中国政府に反対するデモに参加したかどうかを尋ねた。 最初は否定したが、警察はアレックス氏が集会に参加している写真を見せた。アレックス氏はそれを認めざるを得なかった。そして、警察は単刀直入に「誰がデモの主催者なのか。参加者は誰なのか。参加者の特徴は何なのか」と尋ねた。
関連記事
中共が政府公認のカトリック教会への統制を強めている。各地の教会では政治学習や「宗教の中国化」が求められ、教徒からは監視強化や地下教会への圧力を懸念する声が上がっている
福建省漳州刑務所に収容されていた元収容者が、劣悪な生活環境、強制労働、体罰、政治教育の実態を証言した。中国の刑務所における人権侵害の一端が浮かび上がっている
中国で7月1日に施行された「民族団結進歩促進法」。中国国内の少数民族への弾圧だけでなく、「越境弾圧」を強化し、日本でも拉致される可能性がある。ウイグルやチベット、南モンゴル、香港の出身者らに強く警告
中国で7月1日から施行される「民族団結進歩促進法」。中共の監視や国境を超えた弾圧がさらに世界へ広がる恐れがあるとの警告が出ている
米国の報告書は、中国で拘束されていない法輪功学習者にも採血や健康診断が求められていると指摘