イランは外交通じた核問題解決に取り組んでいる=外相
[ドバイ 14日 ロイター] – イランのアブドラヒアン外相は14日、同国は主要諸国との間の核問題に関する対立を外交を通じて解決することに取り組んでいると述べた。
テレビ中継された記者会見で、「われわれは常に、全勢力が2015年の核合意の全面順守に復帰することを望んでいる」と述べた。
核合意復帰を巡る米国との間接対話は、昨年9月以来停滞している。ただ両国は10日、韓国で凍結されている60億ドルのイラン資産の解除と、イランで拘束されている5人の米国人の解放を行うことで合意に達したと発表した。
またイランは、合意の一環として、米国が国内に拘束している複数のイラン人を解放するとも発表した。
関連記事
イスラエル、レバノン侵攻の深層
イスラエルがレバノン南部に侵攻し、ヒズボラ壊滅を目指す中、イランの弾道ミサイル攻撃がイスラエルに向けて発射された。長期計画に基づき、ヒズボラの指導層は事前に排除され、激しい戦闘が展開されている。
イスラエル軍は1日、イランがイスラエルに向けてミサイルを発射したと発表した。180発超のミサイルが国内に向け発射された。
米国とイラクは、2026年末までに連合軍を段階的に撤退させ、イラクの安全保障体制を強化するための過渡計画に合意した。
ヒズボラのポケベルやトランシーバーがレバノン各地で爆発し、少なくとも32人が死亡、数千人が負傷。連続した爆発は中東の緊張を高める。アメリカは関与を否定。
レバノンでヒズボラのポケベルが爆発し、9人が死亡、2800人が負傷。米国は関与否定、犯人不明。ヒズボラはイスラエル非難。専門家は爆発原因を推測中。