イランのホセイン・アミール・アブドラヒアン外相は17日、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外相とリヤドで会談後、両国が関係修復に向けて前進しているとの見方を示した。2009年11月撮影(2023年 ロイター/Morteza Nikoubazl)

イラン外相、サウジとの関係「正しい軌道にある」 外相会談後

[ドバイ 17日 ロイター] – イランのホセイン・アミール・アブドラヒアン外相は17日、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外相とリヤドで会談後、両国が関係修復に向けて前進しているとの見方を示した。中東の2つの大国は過去の敵対関係を克服し、協力関係を強化しようと努めている。

アブドラヒアン氏は共同記者会見で「イランとサウジの関係は正しい軌道にあり、われわれは進展を目の当たりにしている」とした上で、「会談は成功だった」と述べた。

サウジは2016年にイランとの関係を断ち切ったが、中国の仲介で今年3月に関係を再構築することに合意。ファイサル氏は6月にテヘランでイラン政府高官と会談していた。

アブドラヒアン氏は17日に「会談では幅広い問題について良い話し合いができた」とも述べた。一方、ファイサル氏は(訂正)、サウジは中国が仲介した際の全ての主な取り決めに従うことを望んでいると言及した。

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