中国で医療セクターにおける反腐敗が加速化する中、たくさんの病院長や幹部が取締りの対象となっている(Photo by GREG BAKER/AFP via Getty Images)

医療業界汚職摘発 反腐敗の名目でお金を搾取

中国で医療セクターにおける反腐敗が加速化する中、たくさんの病院長や幹部が取締りの対象となっている。当局は賄賂を受け取った者に不正に取得したお金を指定した口座まで返還するよう要求している。

分析によれば、中国共産党(中共)の医療業界の汚職摘発の背後には2つの目的があるとされている。1つは人を丸め込むこと、もう1つはお金を搾取するためである。

ネット上で広がっている北京市健康衛生委員会(厚生局に相当)の通知には、医療衛生機関の職員が実名または匿名で、不正に受け取った礼金、有価証券、支払証憑(しょうひょう)、プリペイドカードおよび貴重品などの代金を、指定の北京銀行本部の口座に振り込むようよう求めている。

▶ 続きを読む
関連記事
7月28日、M7.1、最大震度7の令和8年熊本地震が発生した。同日は、1976年の中国唐山大地震から50年の節目に当たる。公式発表まで3年以上を要した死者数を巡る疑惑や、発生前に相次いだ地震予報、47万人を救ったとされる「青龍奇跡」を振り返る
上海の病院で世界初の脳遺伝子編集治療を受けた6歳女児が死亡。家族は86万ドルを負担、リスク説明不足や倫理審査の不備、論文問題と隠蔽疑惑が浮上し、国際的波紋を呼んだ
中国・広西チワン族自治区で豪雨被害が拡大している。横州市の六藍ダム決壊をめぐり、当局は死者39人、行方不明者9人と発表したが、複数の地元村民は大紀元に対し、実際の死者数は千人規模に上る可能性があると証言した
小売はマイナス、自動車販売は16%減、不動産投資は16.2%減――。中国経済の悪化が止まらない。米中経済安全保障調査委員会は、中共が掲げる今年の成長目標「4.5~5%」も未達に終わると分析している。
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている