東京電力福島第1原発の処理水放出が24日から始まったことを受け、中国各地で「食塩の買い占め現象」が起きている。写真は、ある中国のスーパーマーケットの店前に張り出された紙。「当店の塩は完売しました」と書かれている。(中国のSNSより)

福島原発の処理水放出 中国では「塩買いパニック」と、扇動される愛国民族主義

東京電力福島第1原発の処理水放出が24日から開始された。そのことを受け中国では、一部の消費者が日本産の海産物を避けたり、海水を原料に作られる食塩を不安視して、処理水放出前の「まだ汚染されていない海水の塩」の買い占めに走る現象も各地で起こっている。

中国メディアなどによると、この「食塩買い占め現象」は中国各地で起きているという。スーパーなどで売り切れが相次いでおり、ネット通販でも一部の都市で売り切れが続出している。SNSにはスーパーの食塩の棚が空になった映像が数多く投稿されている。なかには、売り場の食塩をめぐって、客同士が奪い合う様子も見られる。

 

▶ 続きを読む
関連記事
張又俠が拘束される前に書いたとされる秘密書簡がネット上で拡散し、大きな注目を集めている
中国共産党(中共)中央政治局は30日、会議を開いたが、中央軍事委員会副主席の張又俠、同委員の劉振立が調査対象となった件には触れず、党中央の「集中統一指導を堅持する」ことのみを強調した。微妙なシグナルとして注目を集めている
張又俠が米国に核機密を漏洩した疑いについての報道をめぐり、中共国防部は29日、これを否定した。分析では指導部は当初、張又俠に「反逆」の罪を着せ、政治的粛清の正当性を演出しようとしたが…
米中首脳が4月に会談を予定する中、米国駐中国大使のデービッド・パデュー氏は、中国共産党(中共)が輸出許可と引き換えに外資系企業に機微な商業情報の提供を求めていると公に批判した
米CIAは先日、中国語動画で中国市民や中共関係者を対象に人材募集を展開。動画は、短期間で数千万回の再生を記録した。