2024年大統領選で共和党の候補指名を目指す実業家ビベック・ラマスワミ氏は9月13日、政府の「大改革」を行うと公約し、トランプ前大統領をはじめとする一部対立候補と同様に政府機関の規模と機能の大幅削減を訴えた。4日、ニューハンプシャー州で撮影(2023年 ロイター/Elizabeth Frantz)

米大統領選出馬の共和ラマスワミ氏、政府職員の大幅削減を公約

[ワシントン 13日 ロイター] – 2024年大統領選で共和党の候補指名を目指す実業家ビベック・ラマスワミ氏は13日、政府の「大改革」を行うと公約し、トランプ前大統領をはじめとする一部対立候補と同様に政府機関の規模と機能の大幅削減を訴えた。

党内支持率でトップを走るトランプ氏と2位のデサンティス・フロリダ州知事も数十万人の連邦政府職員を解雇し、連邦捜査局(FBI)や教育省を含む政府機関の廃止あるいは組織改革を公約している。

38歳のラマスワミ氏は支持率でトランプ氏を大きく下回るが、先月の共和候補による初の討論会で他の候補者と激論して以来、注目度が急上昇している。トランプ氏の政策を支持し、同氏を一貫して擁護する立場を取っている。

ラマスワミ氏はワシントンのシンクタンクで自身の公約について説明し、最終的に連邦政府職員の75%、160万人以上を削減すると表明。トランプ、デサンティス両氏よりも大規模な削減を打ち出した。

FBIやアルコール・タバコ・銃器取締局(ATF)、教育省などを廃止するとした。

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