米共和党ロムニー上院議員が引退表明、トランプ氏は歓迎
[13日 ロイター] – 米共和党のミット・ロムニー上院議員が2024年の選挙で再選を目指さないと明らかにし、25年初めの任期切れをもって引退すると表明した。
ロムニー氏は2012年の大統領選で共和党候補としてオバマ前大統領と争った。その後ユタ州から選出され19年から上院議員を務めている。
76歳のロムニー氏はビデオ声明で、新たな6年間の任期が終了するときは80代半ばになっているとし、「新しい世代のリーダーが必要だ。再選は目指さない。ただ、戦いから引退するつもりはない」と語った。
ロムニー氏は上院議員として民主党のバイデン大統領を批判してきたものの、インフラや銃規制などの問題ではホワイトハウスや民主党と協力する姿勢を表明。同時に、共和党内ではトランプ前大統領批判の急先鋒として際立っていた。
トランプ氏はロムニー氏が議員引退を表明したことについて「米国にとって素晴らしいニュースだ」とソーシャルメディアに投稿した。
David Morgan Moira Warburton
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