ラオスから中国に強制送還 元人権派弁護士、拷問の恐れ
中国の元人権派弁護士、盧思位氏が拘束されていた渡航先のラオスから中国に強制送還されていたことがわかった。香港民主派支援などに取り組んできた盧氏は拘束され、拷問を受ける危険がある。
ラジオ・フリー・アジア14日によると、盧氏は先週、ラオス政府によって数十人の中国人と共に中国に送り返された。盧氏の弁護士は14日に、この事実をラオス公安局から知らされたという。
中国当局に出国が禁じられていた盧氏は7月、米国で暮らす家族に会いに行く際にラオスの警察当局に連行された。中国当局の監視により直接の渡米は困難なため、東南アジア経由で渡米を試みていた。
関連記事
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
1989年の六四天安門事件で、当時第38軍軍長だった徐勤先少将は、鄧小平からの「北京に進軍して学生を鎮圧せよ」という命令の実行を拒否したため、中共当局により秘密裏に有罪判決を下されていたことが明らかになった
最近、日米など15か国が国連総会第3委員会で共同声明を発表し、中国共産党(中共)による人権と基本的自由への抑圧を非難した。時事評論家・唐浩氏は、「今回の声明自体には具体的な制裁力はないが、それでも中共が多くの国々から『国際的な公害』と見なされていることを改めて示している」と語った。
大紀元の社説『九評共産党(共産党についての九つの論評)』が発表されてから21年。同社説は、百年以上にわたり人々に深刻な災厄をもたらしてきた共産主義運動、とりわけ中国共産党に対して総評を下した。『九評』の発表以降、中国共産党・共青団・少先隊からの脱退(以下「三退」)が広がった。
習近平の「150歳発言」を契機に、中国の富裕層向けに若者の血液を用いた「若返り医療」の動画が拡散され、波紋を呼んでいる。動画は大量の若年血液が必要だと宣伝。専門家やネット上で、中共当局が管理するドナーバンクや血液供給源が存在しているとの疑念が高まっている。