盧思位氏(新唐人テレビの報道番組よりスクリーンショット)

ラオスから中国に強制送還 元人権派弁護士、拷問の恐れ

中国の元人権派弁護士、盧思位氏が拘束されていた渡航先のラオスから中国に強制送還されていたことがわかった。香港民主派支援などに取り組んできた盧氏は拘束され、拷問を受ける危険がある。

ラジオ・フリー・アジア14日によると、盧氏は先週、ラオス政府によって数十人の中国人と共に中国に送り返された。盧氏の弁護士は14日に、この事実をラオス公安局から知らされたという。

中国当局に出国が禁じられていた盧氏は7月、米国で暮らす家族に会いに行く際にラオスの警察当局に連行された。中国当局の監視により直接の渡米は困難なため、東南アジア経由で渡米を試みていた。

盧氏は2021年に香港の民主活動家ら12人の案件を担当したため、中国当局に弁護士資格を剥奪され、出国を制限されている。

このニュースは海外メディアも大々的に報道した。 米ニューヨーク・タイムズは8月28日付で、盧氏は人権活動家や政治的追放者を弁護したため、ますます四面楚歌の状況に置かれていると報じた。

識者らも中国共産党政権による「越境弾圧」と「ロングアームによる取り締まり」に対して強い懸念を示している。

中国の著名な人権活動家、陳光誠氏は「我々が生きている限り、最期の一瞬まで、思位さんが自由になれるように支持し続ける。例えそれが中国共産党という邪悪な政権を倒すことを意味しようとも」と述べた。

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