習近平 珍しく中国若者の消極的ライフスタイルに言及 専門家「中共では改革は不可能」
中国共産党の建国記念日である10月1日に、機関紙は習近平氏が「躺平(寝そべり)を防止」するという発言を公開した。専門家は、習氏のこの発言は内部の混乱に対応するものだが、実際の問題解決には体制の根本的変革が必要と指摘している。
「躺平(タンピン)」は激しい競争、仕事時間が長く、賃金も少ない、最近の一部の中国の若者に流行している風潮で、経済能力に欠け、買い物もせず、友人とも遊ばず、社会活動もせず、結婚して子供を育てたり家を買うなどなど、どれもしようと思わないというのが特徴だ。
中国共産党(中共)の機関紙「求是」に掲載されたこの記事は、中国経済が低迷して、失業の波が押し寄せている中「躺平(寝そべり)を防止」するという発表は多くの注目を集めた。
関連記事
韓国の李在明大統領が訪中を経て13日に来日。経済修復を狙う訪中では中国の「離間工作」に直面したが、足元では日韓の政府・与党間交流が加速している。奈良での首脳会談を前に、日米韓連携の現在地と課題を展望する
韓国大統領の訪中。北京は韓国を日米韓の枠組みから引き離そうと楔を打ち込むが、北朝鮮問題での無策や技術盗用の懸念が壁となる。経済協力の裏に潜む情報流出のリスクと、揺れる東アジア情勢を分析
中国共産党は2025年、中央管理幹部65人を調査対象としたと発表した。過去最多となるこの摘発は、汚職対策の枠を超え、習近平体制が官僚に求める絶対的忠誠の実態を映し出している
韓国の研究機関の分析で、中共政府がレアアースなど戦略鉱物の輸出規制を強化し、外国企業に対する行政処分が急増している実態が明らかになった。2025年上半期の処分件数は前年同期比で7割以上増え、世界の供給網への影響が懸念されている
今年の中共党首の新年演説、どこかおかしい。経済不安は一言で処理、成果だけを強調。言葉の変化が示す「権力の変化」とは