10月10日、破壊されたベビーベッドが全焼した家の外に放置されている。路上のあちこちに遺体が横たわり、バスケットボールコートの外には遺体の収容袋が並べられている。写真はクファル・アザ近郊に放置された車両と、ベビーカー(2023年 ロイター/Ronen Zvulun)

アングル:「楽園が地獄に」、ハマスの襲撃受けた集落の惨状

[クファル・アザ(イスラエル) 10日 ロイター] – 破壊されたベビーベッドが全焼した家の外に放置されている。路上のあちこちに遺体が横たわり、バスケットボールコートの外には遺体の収容袋が並べられている。至る所から死のにおいが放たれている。

ほんの数日前まで、この場所は風光明媚で静かなイスラエル北西部のキブツ(農業共同体)だった。クファル・アザは750人ほどが暮らすコミュニティーで、住民の多くは幼い子どもを育てる家族だ。だが7日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが攻撃し、住宅は焼け、村は破壊された。

「母親、父親、赤ちゃん、若い家族がベッドの上や防護室、ダイニングルーム、庭で殺された」とイスラエル軍に長年所属するイタイ・ベルブ少将が10日、話した。自宅で殺害された住民の遺体を一軒一軒回収するベルブ氏は、明らかに動揺していた。

▶ 続きを読む
関連記事
サウジアラビア・エネルギー省当局者は9月11日、国営メディアに対し、「東西パイプライン」(East-West Pipeline)が攻撃を受け、当局がリヤドとメディナ地域にあるパイプラインを閉鎖したと明らかにした。この攻撃で複数人が負傷し、市場でも懸念が広がっている。
国際原子力機関(IAEA)の最新報告によると、北朝鮮はウラン濃縮能力の拡大を続けている。寧辺(ニョンビョン)には第2のウラン濃縮施設が建設され、平壌近郊の降仙(カンソン)にある施設も拡張されている。
米軍は9月8日、イランのタンカー5隻を標的とする新たな攻撃を実施したと発表した。数か月にわたって続く武力対立における最新の軍事行動となる。
米財務省は、イランの航空会社27社やマーハーン航空を支援する仲介業者などを制裁対象に指定した。航空・物流網を通じた物資調達を阻止し、イランへの経済的圧力を強める
姿を見せないイラン最高指導者モジタバ。生死不明の傀儡を擁立し、誰も異論を唱えられない異様な状況を作り出すことで自らの絶対的権力を誇示する革命防衛隊バヒディ総司令官――独裁体制が抱える暗部に迫る