【菁英論壇】中国不動産業界の崩壊(1) 碧桂園のリスクは恒大を上回る
中国の不動産業界の頂点に立つ恒大集団(以下、恒大)の会長、許家印氏が逮捕されるという事態となり、恒大は崩壊の危機という状況に立たされている。その矢先、業界第二位の碧桂園もデフォルトの事態を迎えた。
最近、碧桂園は公告を発表し、近く到来する4.7億元(約95.9億円)の債務返済の不可能、そして中期及び短期の他の債務における返済困難のリスクが存在することを明らかにした。
この情報は、中国の不動産業界に新たな不安をもたらしている。恒大の無計画な拡大策とは対照的に、碧桂園は堅実な経営が評価され、業界の模範生として認識されていた。
関連記事
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる
米国はイラン戦争でミサイル備蓄の約3分の1を消耗。補充に数年を要し、日本・台湾の対中抑止に影響する可能性が指摘される
ロシア軍は戦車約1万2千両を失い、T-90Mも撃破されるなど装甲戦力が深刻に消耗。ドローンと対戦車兵器の普及により戦術は大きく変化し、戦車の役割そのものが再考を迫られている
中国による海外オンライン証券への規制強化は、香港市場の流動性を奪い、投資家の資本逃避をさらに加速させる恐れがある。インサイダーリスクや、暗号資産・大手銀行への資産避難など、広がるチャイナリスクを解説
経済・軍事・資源・技術の各分野で米国が優位に立ち、中国共産党は依然として対抗困難とする論考。人口規模や成長神話の裏にある構造的弱点を指摘する