香港女子大生、中国へ「送還」され音信不通 釈放呼びかける署名も
香港の大学に通う中国本土出身の女子大学生が「扇動」の罪で実刑判決を下され、刑期満了後に行方がわからなくなった。娘の身を案じて香港に渡った母親も帰国後に音信不通となり、注目を集めている。中国当局に拘束された可能性があり、海外在住の香港人は二人の即時釈放を求めて、署名活動を展開している。
音信不通となったのは、香港中文大学で博士課程を履修する曽雨璇(そ・うせん)さん。今年の6月4日、「国殤の柱」が描かれた旗を掲げようと計画したとして、扇動罪で香港警察から6か月の実刑判決を受けた。10月12日に刑期を終えて釈放された。
曽雨璇さんは香港で学業を納めていたにもかかわらず、刑期が満了すると香港政府によって中国本土に強制送還された。深セン到着後、曽雨璇さんと香港の友人たちとの連絡は途絶えた。娘の行方を追って香港に行った曾さんの母親も、10月20日に中国本土に戻った後、外部との連絡を絶った。現在に至るまで、母娘の消息はわかっていない。
関連記事
新唐人テレビ記者・李佳音:強制的な生体臓器摘出を実際に目撃・経験した鄭治医師が涙ながらに内幕を暴露した。程佩明 […]
国内ではファイヤーフォールを敷き、海外では世論戦を仕掛ける中共。では、中共のプロパガンダをいかに見分ければいいのか。習近平個人への批判は避けたり、法輪功迫害などの人権問題に沈黙する言説を流す人物は、中共の買収されているあるいは影響下にある可能性があると専門家はいう
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]
最近各国で関心が高まっている中共による臓器収奪問題。香港大紀元の記者が臓器収奪を主導した一人とされる黄潔夫・元中国衛生部副部長に直撃取材した経験がある。記者が「あなたが(臓器収奪に加担した)責任追及リストに載せられているが、この件についてどう答えますか?」と質問すると、黄は不敵な笑みを浮かべたまま急いで立ち去っていった。
中共による生体臓器収奪問題を扱ったドキュメンタリー映画『国家の臓器』の上映会が10日夜、参議院議員会館で開催された。出席した国会議員や有識者からは「実態は想像をはるかに超えている」「強い衝撃を受けた」といった声が相次いだ。