12月6日、欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」(C3S)は、2023年は史上最も暖かい年になると明らかにした。ボリビアのチチカカ湖で10月26日撮影(2023年 ロイター/Claudia Morales)

2023年は史上最も暖かい年に、11月も記録更新=EU機関

[6日 ロイター] – 欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」(C3S)は6日、2023年は史上最も暖かい年になると明らかにした。11月までの世界の平均気温が1850─1900年の平均を1.46度上回り過去最高を記録した。

1─11月の気温は16年の同時期の平均より0.13度高く、現在暦年で最も暖かいという。

今年の11月の平均気温は14.22度で、1991─2020年の平均を0.85度上回り、これまで最も暖かかった20年を0.32度上回った。

コペルニクスのサマンサ・バージェス副所長は声明で「産業革命以前より2度高い日が2日あったことを含め、11月の気温は世界的に異常だった。2023年は観測史上最も暖かい年になる」と指摘した。

関連記事
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。