台湾総統選挙 開票速報「民進党・頼清徳氏が大きくリード」
現地時間1月13日午後4時(日本時間午後5時)、台湾総統選挙の投票が締め切られ、各投票所で開票作業が始まった。
台湾では紙の投票用紙が使用され、票は1枚ずつ手作業で、衆人環視のもとで集計される。現在、三大政党の本部には多くの支持者が集まり、最終結果を心待ちにしている。
日本時間の午後9時現在、総統候補・頼清徳(らい せいとく)現副総統(与党・民進党)の得票数は500万票を超え、他の候補を大きくリードしている。
関連記事
米上院は「台湾保証実施法案」を可決し、国務省へ米台間の交流制限撤廃の検討を要請。米台関係の深化を鮮明にした
イギリス防相は2025年7月、台湾有事の際にイギリスが同盟国とともに戦う準備があると表明。イギリス空母も合同演習へ参加し連携を強化する姿勢を示した。
アメリカは台湾防衛を最優先とし、中国の武力行使を強く警告。軍事・経済両面で抑止力を強化し、台湾海峡の緊張が続いている。
中共軍で台湾問題を管轄する「東部戦区」は1日、台湾周辺で陸海空軍とロケット軍による合同軍事演習を同日から開始すると発表したことについて、台湾国防部は、中国共産党政権について「国際社会最大のトラブルメーカーだ」と非難した。
27日、台湾有事などの緊急事態を想定し、沖縄県の先島諸島から住民約12万人を避難させる計画を初めて公表した。