現地時間1月13日午後4時(日本時間午後5時)、台湾総統選挙の投票が締め切られ、各投票所で開票作業が始まった。
台湾では紙の投票用紙が使用され、票は1枚ずつ手作業で、衆人環視のもとで集計される。現在、三大政党の本部には多くの支持者が集まり、最終結果を心待ちにしている。
日本時間の午後9時現在、総統候補・頼清徳(らい せいとく)現副総統(与党・民進党)の得票数は500万票を超え、他の候補を大きくリードしている。
頼候補に続くのは最大野党・国民党の侯友宜(こうゆうぎ)新北市長。その後を追うのが、第2野党・民衆党の柯文哲(かぶんてつ)前台北市長である。
台湾の中央選挙委員会によれば、現地時間の午後7時の時点で、頼清徳氏は309万7403票(得票率41.62%)を獲得。侯友宜氏は246万6703票(33.15%)。柯文哲氏は187万7699票(25.23%)と、早い段階からを頼清徳氏が他の2候補をリードしていた。 同委によれば、今回の総統選挙の有権者数は1954万8531人という。
現在、民進党の選挙本部でライブ中継を行っている時事評論家の唐靖遠氏によれば、「台湾の有権者数は1954万8531人だが、実際に投票を行うのは1500万人ほどだ。過去の経験からして500万票が大きな関門となる。先に500万票の関門をを超えた候補者が、ほぼ当選確実となる」という。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。