世紀で最も有名な占星術師で超能力者の1人であるジーン・ディクソン。彼女は多くの歴史的事件を正確に予測し、米国大統領を含むさまざまな国の政治家、著名人、財界人が積極的に彼女の助言を求めました。
予期せぬ大統領選挙(1)
多くの米国人にとって、2016年のトランプ大統領の選挙戦での逆転劇を除いて、米国史上最も劇的な大統領選挙は、ハリー・トルーマン大統領の1948年の再選挙キャンペーンでしょう。
当時のトルーマン大統領はかなり過小評価されており、各種世論調査で2桁の差をつけられ、与党内は三派に分裂する危機に瀕していました。
選挙戦中、トルーマン大統領が勝つと固く信じていたのは1人だけでした。 そう、その人がジーンだったのです。
1948年1月にトルーマン大統領が再選するだろうと彼女が予測したとき、彼女を信じた人は誰もいませんでした。
ジーンはこの予言を同時に何人もの人に話し、瞬く間に広まりました。 一部のワシントンの社交家は、怒ってパーティーのゲストリストからジーンの名前を削除しました。ある大使館の秘書は、ジーンに電話をかけて、予言内容を変更するよう催促しましたが、ジーンは自分の予言を守り続けました。
数週間後、ジーンは地元のラジオ番組で「デューイ氏が新聞の奔流の中から消え、トルーマン氏の頭に、勝利の月桂樹の花輪が載っているのを見た」と言い放ちました。その後、全国から罵詈雑言の手紙が殺到し、誰も彼女を信じようとしませんでした。
ところが結果は、ジーンの予言通りに、トルーマンが勝利を収めたのでした。
予期せぬ大統領選挙(2)
第34代大統領ドワイト・デイヴィッド・アイゼンハワーに関するジーンの奇妙な予言を見てみましょう。
1952年の夏の超党派指名大会の少し前、テレビ司会者のマーサ・ラウンツリーが、ワシントンの自宅で盛大なガーデンパーティーを催し、まさにセレブの集まりでした。
そのパーティーで、ジーンはアイゼンハワー将軍がホワイトハウス入りするという驚くべき予言をしたのです。『ザ・ディプロマット』誌の編集者だったホープ・ライディングス・ミラーは、この事件をよく覚えていました。結果はもちろん、ジーンの予言通りでしたが、興味深いことに、ジーンが予言している時、アイゼンハワー自身は再び大統領選に出馬するかどうかさえ決めていなかったのです。
「イギリスは私に恥をかかせない」
1945年早春、ウィンストン・チャーチル首相は米国の首都ワシントンD.C.を訪問し、ハリファックス卿とその夫人は、チャーチルを歓迎するパーティーにジーンを招待したのです。
ジーンはチャーチル首相と握手したとき、「首相、あまり早く選挙を実施しないでください、さもなければ落選しますよ」と懇切に細かく予言を伝えたのです。
このイギリス政界の長老は向き直り、「イギリスは私に恥をかかせない」とつぶやきました。
すると、ジーンは「一旦、落選しても大丈夫です。数年後、英国の権力はあなたに戻ります」と続けました。
結果はどうだったのでしょうか。 その年、労働党が議会を支配し、アトリー首相が誕生しました。6年後、保守党が再び勝利し、チャーチルは再び首相の座に就きましたが、1955年に自ら引退したのでした。
1962年ジーンはこの偉大な政治家に別の予言をしました。彼女はチャーチルが1964年末に死ぬと言いました。彼女が予言した日は、実際の日と26日しかずれていなかったのです。
ジーンの予言は公の場で語られることが多く、広く知られているので、信憑性は極めて高いといえますね。
皆さんは彼女の話を聞いてお気づきかもしれませんが、彼女が残した予言はかなり特殊です。
多くの予言は、神の摂理の必然性から、曖昧な表現が多く、あらゆる方法で隠蔽されます。しかし、ジーンは、できる限り明瞭に話し、多くの細部を描写して、予言の第二の解釈は存在しません。さらに貴重なことに、ジーンは自分の予言を得る方法や詳細を明らかにし、何が変えられないのか、何が変えられるのかを指摘してくれました。
詳しくはEPOCH TVをご覧ください。
https://www.epochtimes.jp/2023/04/147354.html
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