日本は、2月8日に予定されているパキスタン総選挙の公正かつ平和裡な実施を支援するため、選挙監視団を2月7日から10日まで派遣する(butenkow / PIXTA)

日本、パキスタン総選挙へ選挙監視団派遣

日本は、2月8日に予定されているパキスタン・イスラム共和国下院選挙および州議会選挙の公正かつ平和裡な実施を支援するため、和田充広・駐パキスタン日本国特命全権大使を団長とする外務本省および在外職員、外部専門家から成る選挙監視団を2月7日から10日まで派遣することを決定した。

・選挙監視団は、派遣期間中、投票・開票状況の監視活動を行うほか、他の選挙監視団やNGO等との意見交換・情報交換を行う。

・今般の選挙監視団の派遣は、パキスタン選挙管理委員会が国際選挙監視団の受入れを歓迎していることを受け、日本としてパキスタンにおける民主主義の定着に向けた協力を行うものである。

パキスタン総選挙の仕組み

・下院選挙

議会は二院制で、今回は定数366議席の下院選挙が実施される。全国266選挙区から各1名が選出され、任期は5年。残り60議席は女性留保議席、10議席は非ムスリム留保議席であり、総選挙の結果後に各党の議席数に応じ、各党に比例配分される。

・州議会選挙

下院選挙と同日に、パンジャーブ州、シンド州、バロチスタン州およびハイバル・パフトゥンハー州の州議会選挙も実施される。

関連記事
フィギュアスケートの2022、23年世界選手権で金メダルを獲得した宇野昌磨選手(26)が9日、自身のインスタグラムで現役引退を発表した。
米司法省は8日、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳の水原一平容疑者が銀行詐欺などの罪を認め、有罪答弁の司法取引が成立したと発表した。
米議会の超党派議員は3日、ブリンケン国務長官宛てに書簡を送り、中国共産党による臓器狩りの阻止に向けた取り組みの […]
ウクライナ保安庁(SBU)は7日、ゼレンスキー大統領と複数の高官を対象としたロシアの暗殺計画に関与したとして、国家反逆などの容疑でウクライナ国家警備局の大佐2人を拘束したと発表した。
米宇宙軍の情報部長は、中国(共産党)は宇宙分野で戦略的な飛躍を達成し、アメリカ軍を狙うことができる広範な衛星ネットワークを配備していると指摘した。