上川陽子外務大臣は、トゥイマレアリイファノ・サモア独立国国家元首を表敬訪問(外務省)

上川外相、サモア国家元首と会談 関係強化へ

現地時間2月10日午前11時30分、サモア独立国を訪問中の上川陽子外務大臣は、同国国家元首を表敬訪問した。

冒頭、上川大臣は、サモア側の歓迎と表敬に感謝して、日本とサモアは太平洋で結ばれた大切な友人であり、サモアを訪問でき嬉しく思うと述べた。これに対し、トゥイマレアリイファノ国家元首から、両国の緊密な関係に触れつつ、訪問を大いに歓迎した。

上川大臣は、法の分野で長年の経験を有するトゥイマレアリイファノ国家元首に対し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化し、人間の尊厳が守られる安全・安心な世界を目指す外交政策について説明した。両者は、法の支配の重要性で一致した。トゥイマレアリイファノ国家元首は、第10回太平洋・島サミット(PALM10)及びPALM中間閣僚会合への期待を表した。

また、上川大臣は、能登半島地震へのトゥイマレアリイファノ国家元首からのお見舞いに対し、謝意を表した。その上、被災地の復興を願い、金沢箔の小箱を贈呈した。トゥイマレアリイファノ国家元首は、特に犠牲となられた御家族、被害を受けられた日本国民の皆様に心からのお悔やみとお見舞いを申し上げる、速やかな復旧を祈念すると発言した。

関連記事
5月5日に行われたパナマ大統領選で、ホセ・ラウル・ムリーノ・ロビラ(José Raúl Mulino Rovira)氏はサプライズ当選を果たしたが、これはバイデン政権に影響を与える可能性がある。 バイデンの綱領には、移民がアメリカ南部国境に侵入するのを防ぐためのダリエン地峡(2つの陸塊をつなぎ、水域に挟まれて細長い形状をした陸地)の閉鎖が含まれている。
垂秀夫前駐中国大使は9日、長年に渡って日台間の友好関係を推進してきた実績から、台湾の蔡英文総統より勲章を授与された。垂氏は自身と台湾との深い縁に言及し、今後も日台関係の強化に尽力していく考えを示した。
中華民国の新政権就任式に向け、台湾日本関係協会の陳志任副秘書長は7日、外交部の定例記者会見で、20日に行われる頼清徳次期総統の就任式に、現時点では各党・会派から37名の日本国会議員が37人が出席する予定だと発表した。過去最多の人数について「日本側は新政権をとても重視している」と歓迎の意を示した。
中国共産党の統治に反感を抱く中国人が続々と東京に集っている。識者らは、辛亥革命時に日本人が孫文らを支援した歴史を想起し、「義を見てせざるは勇なきなり」の精神で中国人と付き合うべきだと指摘した。
亜細亜大学の范雲濤教授(61歳)=中国籍=が昨年2月に中国へ一時帰国した後、行方不明になっている。政府に対してもっと積極的な対応を求める声が高まってる。松原仁氏は24日の衆院外務委員会で、上川陽子外相に対し、范雲濤教授の失踪について外務省の対応を問いただした。上川外相は、3度質問したにもかかわらず、ノーコメントで答えることを繰り返し、中国に対し口をつぐむ、具体的な対応は公表していなかった。