2月20日、米大統領選の共和党候補指名を目指すヘイリー元国連大使は、知事を務めた地元サウスカロライナ州で演説し、選挙戦継続を表明した。敗北が見込まれる24日の同州予備選後も撤退するつもりはないと強調した。写真はサウスカロライナ州グリーンビルで撮影(2024年 ロイター/Alyssa Pointer)

ヘイリー氏、選挙戦継続表明 サウスカロライナ予備選後の撤退否定

[グリーンビル(米サウスカロライナ州) 20日 ロイター] – 米大統領選の共和党候補指名を目指すヘイリー元国連大使は20日、知事を務めた地元サウスカロライナ州で演説し、選挙戦継続を表明した。敗北が見込まれる24日の同州予備選後も撤退するつもりはないと強調した。

指名争いで優位に立つトランプ前大統領の陣営は撤退に追い込むよう圧力を強めているが、ヘイリー氏は「この国では国王を聖別しない。われわれには選挙がある。だからやめない」とし、「サウスカロライナは24日に投票するが、25日になっても私は選挙戦を続けている。どこにも行かない」と明言。「トランプの報復を恐れない」とも述べた。

米世論調査サイト「ファイブサーティーエイト」によると、ヘイリー氏は全米の支持率でトランプ氏に平均60ポイント前後の差をつけられている。トランプ陣営は20日、現時点のデータから前大統領が3月12日までに指名獲得を確実にするとの予測を明らかにした。

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