台湾・金門-10月7日:2023年10月7日、台湾・金門の烏國ビーチで、放置されたM18戦車の写真を撮る観光客。金門は台湾が統治する台湾海峡の島々で、中華人民共和国の沿岸からわずか数マイルしか離れていない。その戦略的な立地は、この島国を分離独立した省とみなす中国との過去の紛争において、最前線として機能した(Photo by Alex Wong/Getty Images)

中共は第3次台湾金門戦争を企んでいるか

2月14日、台湾海峡で事件が発生した。中国大陸側の漁民であるとされる4人が、台湾の金門海域で漁をするために高速艇を操縦していた。

台湾の海上保安巡視船がこれを追い払おうとしたところ、中国大陸の高速艇はS字を描くようにして素早く逃げ出し、台湾の海上保安船に衝突した。

高速艇はその後に転覆し、乗組員のうち2人が溺死し、残りの2人は台湾側によって救助された。2月19日には別の事件が起こり、中国大陸の海警局の艦船が金門海域で台湾の遊覧船に乗り込み検査を行おうとしたが、台湾の海上保安船が緊急に対応した。

▶ 続きを読む
関連記事
米軍が2026年の部隊配置を見直し、インド太平洋地域で中共軍への対抗を強化。第1列島線を重視し、日本・フィリピンとの連携や長距離ミサイルの配備を進めている。台湾有事を見据えた米軍の戦略とは
ノーベル経済学賞は、理論の正しさを保証するものではない。景気変動を抑える政策に目を奪われるあまり、その根本原因を見失っていないか。筆者はオーストリア学派の視点から、金融緩和が生むゆがみと経済学の本質を問い直す
欧州で拡大する激しい暴動と、世界で加速する国境の形骸化。一見無関係に見える「街頭での暴力」と「グローバリズム」の裏に潜む計画的な破壊工作とは?ニュースの表面からは見えない社会危機の構造を解き明かす
中間選挙後のトランプ弾劾の可能性をニクソン辞任劇と比較。ベトナム敗退の歴史から台湾侵攻リスクを警告しつつ、レーガン流の強硬路線による抑止シナリオも対比して今後の米中関係と国際秩序の行方を占う
ルビオ米国務長官が中央アジアを訪問し、重要鉱物や投資を軸に米国の関与を強化。中共が進める「一帯一路」への影響と、地域で広がる米中競争を読み解く