米バイデン氏が定期診断、医師「職務遂行できる」 国民の8割超は2期目を不安視
健康が不安観される米国のバイデン大統領(81)は28日、ワシントンのウォルター・リード軍医療センターで定期健康診断を受けた。結果は良好で、担当主治医は「引き続き職務遂行できる」との声明を発表した。
主治医によれば、無症状の心房細動や季節性アレルギー、治療中の睡眠時無呼吸症候群などの症状はみられるものの、健康状態は安定しているという。
11月の大統領選で再選を目指すバイデン氏だが、健康状態を不安視する声もある。今月はじめにロバート・ハー特別検察が発表したバイデン氏の機密文書取扱問題の調査報告書によると、副大統領としての任期満了時期や、息子のボー・バイデン氏が亡くなった日付などを思い出すことができなかったという。
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