腐敗進む中国共産党 止まらない軍粛清
2月27日に中共全国人民代表大会(全人代)からの公告により、全人代代表11人の資格を終了したことが明らかにされた。
その中には、中国共産党軍(中共軍)の粛清に関連する2人が含まれていた。1人目は元陸軍装備部長で後に中部戦区副司令官となった李志忠中将、2人目はロケット科学者の馮傑鴻氏である。
昨年の中共政府の重要会議「両会」から現在に至るまで、中共軍の粛清は止まることがなく、中共の公開報告によると、これまでに粛清された軍の将校には元中央軍事委員会委員、国務委員、国防部長、初代ロケット軍司令官の魏鳳和上将や元中央軍事委員会委員、国務委員、国防部長、装備開発部部長の李尚福上将、ロケット軍第二代司令官の周亜寧上将などの高級幹部など多数が含まれている。
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台湾海峡情勢への影響が注目される中、1月28日の国台弁記者会見で台湾メディアが張又俠の失脚に言及した。中共側報道官は、うつむいて資料を何度もめくりながら応答し、張又俠の名前を避け続けた
張又俠が習近平に宛てて書いたとされる秘密書簡が、ネット上で急速に拡散。書簡の内容は体制内部の実情と一致しているものの、必ずしも張又俠本人が書いたとは限らず、中共内部の権力闘争が激化した中で生まれたものと見る向きが強い
張又俠が拘束された後、情報筋が海外メディアに対し、張名義とされる書簡を公開したと伝えられる。一部の評論家は、張の拘束は習近平にとって結果的に不利に働く可能性があると指摘している
張又俠と劉振立の失脚を受け、軍内部では不満と対立の感情が広がり、中央軍事委員会が下した複数の指令が拒まれている状況だという。
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