3月12日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派は、紅海にいた米駆逐艦ラブーンに向けて近距離弾道ミサイルを1発発射した。写真はボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで1月撮影(2024 ロイター/Dado Ruvic)

フーシ派が米艦に弾道ミサイル発射、命中せず=米中央軍

[カイロ 13日 ロイター] – イエメンの親イラン武装組織フーシ派は12日、紅海にいた米駆逐艦ラブーンに向けて近距離弾道ミサイルを1発発射した。ただ、同艦には命中せず、負傷者や被害は報告されていない。米中央軍が13日に明らかにした。

また、米中央軍と有志連合の艦船が、イエメンのフーシ派支配地域から放たれた無人航空機システム(UAS)2機の破壊に成功したという。

関連記事
イスラエル、レバノン侵攻の深層 イスラエルがレバノン南部に侵攻し、ヒズボラ壊滅を目指す中、イランの弾道ミサイル攻撃がイスラエルに向けて発射された。長期計画に基づき、ヒズボラの指導層は事前に排除され、激しい戦闘が展開されている。
イスラエル軍は1日、イランがイスラエルに向けてミサイルを発射したと発表した。180発超のミサイルが国内に向け発射された。
米国とイラクは、2026年末までに連合軍を段階的に撤退させ、イラクの安全保障体制を強化するための過渡計画に合意した。
ヒズボラのポケベルやトランシーバーがレバノン各地で爆発し、少なくとも32人が死亡、数千人が負傷。連続した爆発は中東の緊張を高める。アメリカは関与を否定。
レバノンでヒズボラのポケベルが爆発し、9人が死亡、2800人が負傷。米国は関与否定、犯人不明。ヒズボラはイスラエル非難。専門家は爆発原因を推測中。