米下院議員、中国人の米不動産購入巡り法案提出へ 調査厳格化
David Shepardson
[ワシントン 13日 ロイター] – 米民主党のスロットキン下院議員と共和党のムーア下院議員は14日、中国など安全保障上の懸念をもたらす外国の買い手による不動産取得に関し、政府の調査を厳格化する法案を提出する。
スロットキン氏は「国の正式な安全保障の専門家に、土地の購入について鋭い見識で公平に調べてもらう必要がある」と説明した。
米議会は2018年、政府の対米外国投資委員会(CFIUS)の監督権限を強化し、主要空港や港湾、軍事施設に近接した不動産の取引を調査対象に含むようにする法案を可決した。
今回の法案では、CFIUSの権限を中国やロシア、イラン、北朝鮮など「懸念される外国の個人・団体」による100エーカー以上、または100万ドル以上に相当する米不動産取得への調査に拡大する。また、調査回避のために仕組まれた取引だとCFIUSが判断した場合や、すでに保有されている不動産も調査対象となる。
関連記事
6月中旬以降、在中国米国大使館は1か月足らずの間に10件の注意喚起を相次いで発表した。いずれも中国本土にいる米国市民が直面するリスクについて警告しており、注目を集めている。
米連邦最高裁が出生市民権を維持する判断を示す中、米国では、中共高官の家族が渡米して出産し、子どもに米国籍を取得させる動きへの警戒が強まっている。専門家は「中国共産党の超限戦は手段を選ばない。出生市民権はまさにその一つである」と指摘
米最高裁が出生地主義をめぐるトランプ大統領令を退けた判断に対し、共和党のシュミット上院議員は、中共による制度悪用が国家安全保障上の脅威になると警鐘を鳴らした
米議会が米製薬大手5社に対し、中国での臨床試験の実態説明を要求。新疆や軍関連医療機関での試験を巡り、人権・倫理・安全保障リスクへの懸念が浮上している
2020年大統領選について「不正があった」と訴えているトランプ米大統領は国家情報長官代行のビル・プルト氏が2020年の大統領選に関連するあらゆる文書を含め、公開できると述べている。