台湾の漢方医師・温嬪容さんは「人が病を発するのは、感情の持ち方がそのきっかけになっています」と語ります(龔安妮/大紀元)

台湾の漢方医が語る健康法 「万病は情から発する」(上)

台湾の漢方医師・温嬪容さんは、人が病気になる原因として「一般的に、その人の感情の持ち方が、きっかけになっています。(人會生病,一般是情感的牽引)」と言います。

温医師は、毎日の問診で多くの来院患者と接するなかで、そのことを発見したと言います。温医師によれば「来院する患者のうち、約8割が家庭内で何らかの不和がある。その8割のなかで、夫婦間の不和をもつ人が9割を占める」と言うのです。

 

温医師は、自身の最新の著書『情理法天』のなかでも、そのことを説明しています。

その結論を先に言うと「万病は心の持ち方から生じる。しかし、心の持ち方を良好にすれば、万病を治すこともできる」ということです。そして、患者自身がそのことに気づき、人体がもつ「自己修復機能」を発揮させることによって、自分で病気を治すこと。漢方医は、それをアドバイスするのだそうです。

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