4月13日と14日に、台湾観光庁・台湾観光協会による観光プロモーションイベント「2024年台遊館in澁谷」は渋谷ヒカリエホールAで開催されている(藤野偉/エポックタイムズ)

台湾の魅力が盛り沢山「2024台遊館」が開催 日台共に頑張ろう

4月13日~14日の期間中、台湾観光庁・台湾観光協会による観光プロモーションイベント「2024年台遊館in澁谷」が渋谷ヒカリエホールAで開催されました。

イベントには、台湾グルメやグッズの物販コーナーのほか、名物の夜市体験にDIY体験コーナーなど盛りだくさんで大いに賑いを見せていました。

イベントの様子(写真・大紀元)

台湾名物グルメとゲームを楽しめる

イベントでは、魯肉飯(ルーローハン)にタピオカミルク、タロイモにカステラと、台湾の名物グルメがブースを並べていました。また、台湾夜市体験では輪投げやビン立てなどのゲームコーナー、アクリルキーホルダーや台湾列車パズルなどのDIY体験コーナーも人気でした。

会場ではスタンプラリーも行われ、各ブースにあるデザインの異なる台湾ツキノワグマ(台湾黒熊)スタンプを押し、7つ集めて抽選に臨む参加者もいました。

台湾ツキノワグマのスタンプ(写真・大紀元)

親と連れ立って来たある女性は、乳製品などが食べられませんでしたが、台湾にはビーガン(肉や魚介類のほか、卵製品や乳製品、蜂蜜を含めた動物性食品を一切口にしない人のことを指す)のパン屋さんが多く、ベジタリアン(卵製品と乳製品を食べるか食べないかが本人の判断にゆだねられる)向けのメニューも多いので、食べられるものが多く、旅行しやすくて、すごく良かったと話していました。

台湾への気持ち、行動に

台湾の観光業界関係者によると、コロナ前と2023年を比べると、台湾から日本への渡航者数は約85%回復したのに対し、日本から台湾への渡航は約40%にとどまったようです。

今回のイベントでは、昔の日本の鉄道を楽しめる苗栗にある旧山線鉄道自転車の旅、台湾先住民の集落を訪れるサステナブルツーリズムといった旅を提案しています。

昔の日本の鉄道を楽しめる鉄道苗栗旧山線鉄道自転車(写真・大紀元)

16族の原住民文化を体験できる「九族文化村」テーマパークのマネージャー、黄瑞奇氏は、「コロナ禍以降、パンデミック後、日本を訪れる台湾からの旅行者数が増加している。一方、日本から台湾への観光客はかなり減っている」と話しました。

九族文化村では、ヨーロッパ宮廷風の庭園「水沙連ヨーロピアンガーデン」や、数千株にのぼる台湾山桜、日月潭ロープウェイなど、様々な楽しさを提案しています。

複数の旅行会社のスタッフも、4月3日の地震直後、多くの海外観光客は予約を取り消しましたが、今週月曜日の8日から、徐々に予約がキャンセルを上回るようになったと言います。

旅行関係者のスタッフは日本の人々に、地震が起きたのは台湾東部の花蓮で、台北や台湾中部は、ほぼ被害を受けておらず、鉄道は翌4日から通常運転を再開している。ぜひ遊びにきてほしいと伝えたいそうです。

力を合わせて頑張ろう

台湾花蓮の地震から13日で10日がたちます。

イベントの入り口横には、台湾への思いを書きこむメッセージコーナーが設置され「台湾加油(がんばれ)」「台湾頑張ろう」といったメッセージがたくさん書き込まれていました。

今年1月1日の能登地震で、台湾市民から約25億円の寄付金が寄せられました。日本と台湾は常に災害を前に助け合っています。日本では、台湾鉄道スピード復旧に対して、驚きの声が上がっていると聞いて、南投縣観光プロモーション担当の劉益宏氏は、台湾も地震が多いので、地震の対応や週末の不要不急の外出を控えるなど、日本と経験を共有したいと述べました。

吉祥寺でお店を営む永野さんは、日本で台湾料理を気軽に食べてもらいたいと思い、2022年に胡椒餅専門店を開業しました。

今回の台湾地震を受け、台湾で同じレシピを使っているお店と連名で、直接、花蓮に届くように募金活動を店頭で行っています。

子供連れで遊びに来た上川さんは、今回の台湾地震について、「大きな被害がないことを願っています」と言った。

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