AUKUS、韓国とも連携協議 米英豪の安保枠組み
Lewis Jackson
[シドニー 1日 ロイター] – 韓国の申源シク国防相は1日、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」への部分参加に向けた協議を行ったと明らかにした。
AUKUSは先月、日本と先端防衛技術分野で協力することを検討していると発表。年内に協議を開始すると明らかにしていた。
申氏は豪韓の外務・防衛担当閣僚会談後、記者会見で「AUKUSの第2の柱と連携する可能性について話し合った」とした上で「(AUKUS)メンバーが第2の柱のパートナーとして韓国を検討していることを歓迎する」と述べた。
韓国は防衛、科学、技術面で第2の柱に貢献できると指摘した。
AUKUSの第1段階である「第1の柱」は豪州に原子力潜水艦を配備するもので、新たなメンバーの参加は検討されていない。
一方、第2の柱は量子コンピューティング、極超音速ミサイルなどさまざまな分野での軍事技術共有に軸足を置き、米英豪は他国にも参加を呼びかける意向を示してきた。
オーストラリアのマールズ国防相は「韓国は非常に優れた技術を持ち、価値観を共有する国だ。AUKUSの第2の柱が発展するにつれて将来的にチャンスが生まれる。日本との関係でもそれが実現するだろう」と語った。
関連記事
小泉進次郎防衛相は7月8日、防衛相として初めてNATO首脳会合関連行事に参加し、20か国以上の国防相らと意見交換を行った。欧州大西洋地域とインド太平洋地域の安全保障は一体不可分であるとの認識を示し、同志国が地域を越えて結束する重要性を訴えた
防衛省は、日本を取り巻く環境は、日々、緊張感のある状況が続いており、防衛協力・交流の深化や防衛装備移転、防衛生産・技術基盤の強化、電子戦、AI、宇宙・サイバー、情報戦等の各種領域への対処等、防衛省が対応すべき政策課題は非常に増大しているとの認識を示した。
沖縄県石垣市の尖閣諸島周辺の領海に7日、中国海警局の船2隻が侵入し、海上保安庁が退去させた。中国海警船による同海域への領海侵入は、6月10日以来である。
中共軍が原子力潜水艦から太平洋へSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を異例の試射。日本、豪州、NZ、台湾が相次ぎ懸念を表明した。試射の背景には、核抑止力の誇示と南太平洋での影響力を巡る思惑が見え隠れする
政府は6日、中国側から弾道ミサイルを発射するとの説明を受けたと発表。発表では中国水路当局から「宇宙ゴミ落下に伴う区域の設定を行う」との情報を受け取ったが、その区域は日本の排他的経済水域、EEZの一部が含まれていることが判明した