2024年4月30日、韓国の関税庁は、「中国の通販サイトが販売する子供向けの格安製品を検査した結果、15%に当たる38品目から有害成分が検出された」と発表した。イメージ画像、ぬいぐるみ人形の生産ラインで働く中国江蘇省連雲港市の玩具工場の従業員、2024年3月13日撮影。(STR/AFP via Getty Images)

Temuなど中国の通販サイトの安価な製品に深刻な健康リスク 子供向け玩具から「使用が禁じられる有害成分」検出=韓国当局

「AliExpress(アリエクスプレス)」や「Temu(ティームー)」などの中国発のEC(電子商取引)サイトが販売する安価な中国製品に「警戒すべき」だ。

韓国政府は1月、調査を通じて、中国製の模造品にはがんを引き起こす重金属が含まれており、深刻な健康リスクがあると警告していた。

4月30日、韓国の関税庁は、「中国の通販サイトが販売する子供向けの格安製品を検査した結果、15%に当たる38品目から有害成分を検出した」と発表した。

▶ 続きを読む
関連記事
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
白タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている