追悼集会で、李文亮医師の写真の前に花を手向ける人々。(Photo by MARK RALSTON/AFP via Getty Images)

報道の不自由ランク付け 中共が拘留する記者の数が世界で最も多い=国境なき記者団

5月3日、「世界報道自由デー」に合わせて、国境なき記者団が報告書を公開した。この報告書では、中国が世界で最も多くの記者を刑務所に送っている国であることが明らかにされている。専門家たちは、中共(中国共産党)が自由を抑圧し、言論の自由を奪い、中国国内だけでなく世界にも悪影響を及ぼしていると警告している。

国境なき記者団のアレクサンドラ・ビエラコフスカ氏は、同日米国の放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対し、中国は記者の拘留状況を改善するどころか、依然として世界で最も多くの記者を拘留している国だと述べている。現在119人の記者が拘留されており、その中には香港の記者10人が含まれていると報告した。

シドニー工科大学の副教授である馮崇義氏:「習近平が権力を握って以来、彼は国内の市民社会やNGOを根絶し、国家安全保障と公安の職員を重視し、大規模かつ体系的な権力の乱用を許している。これにより、当局は自由に人々を逮捕し、記者を調査することが可能になている」

▶ 続きを読む
関連記事
ルビオ米国務長官はポルトガル訪問で、欧州諸国が重要物資を中国など特定の一国に依存すべきではないと警告した。中国資本がポルトガルの電力や金融分野で存在感を強めるなか、EUも対中依存の低減を検討
米司法省とFBIは中共政府と契約関係にある企業インテグリティ・テックが関与するサイバー攻撃について、攻撃に利用された関連ドメインの差し押さえや遮断を実施したと発表。同社が運用していた脆弱性偵察ツールの標的には日本の空港も含まれていた
米国、EU、日本など15の国・地域が、EVやバッテリー、半導体、太陽光パネルなどの過剰生産能力への共同対応を表明した。中国は署名せず、専門家は米欧が多国間で連携し、中国(共産党)への圧力を強める動きと分析
米カリフォルニア州の中国系不動産仲介業者、張婉瑩が、中国政府のために台湾の頼清徳総統の家族を監視した疑いで逮捕された。過去に中国の工作員と疑われた方芳との共通点や、インフルエンサーへの接触にも注目が集まっている
米国務省は7日、島国フィジーで華人団体の代表を務める趙福剛について、中共の利益のため現地で贈賄に関与したとして、米国への入国を認めないと発表