台湾の蔡英文総統は9日、垂秀夫前駐中国大使に勲章を授与した(蔡英文総統公式Xより)

垂秀夫前駐中国大使、台湾で受勲 日台関係推進に頼清徳次期総統も期待

垂秀夫前駐中国大使は9日、長年に渡って日台間の友好関係を推進してきた実績から、台湾の蔡英文総統より勲章を授与された。垂氏は自身と台湾との深い縁に言及し、今後も日台関係の強化に尽力していく考えを示した。次期総統の頼清徳氏とも会談し、就任に向けた祝福の意を表した。

垂秀夫氏は二度にわたって台湾に赴任した。経済や文化交流を促進するほか、現地で広い人脈を構築してきた。「大綬景星勲章」の授勲に際して、蔡英文氏は垂秀夫氏について「台湾の長年の良き友人」であり、「台日関係深化の重要な立役者」であると讃えた。外交において先見の明を持ち、日本政府による台湾人旅客へのノービザ措置の実施から台日青少年交流の推進に至るまで、日台の友好関係構築に大きな役割を果たしたと述べた。

さらに、台湾と日本は互いに助け合う民主主義の手本となり、自由と人権の価値観を共有し、地域の平和を守るための重要な力になっていると指摘。「台湾の人々を代表して、台日関係促進に寄与した垂大使の優れた功績に感謝した」と発表した。

▶ 続きを読む
関連記事
上野動物園で飼育されてきた双子のジャイアントパンダが1月27日、中国へ返還される。約50年ぶりに日本からパンダが姿を消す一方、「友好の象徴」とされてきたパンダ外交の実像や、高額な飼育コストの現実に改めて注目が集まっている
16日、片山財務相は会見で高市総理の衆院解散意向を受け、サナエノミクスの正当性を強調。進行する円安には日米連携で断固対応する姿勢を示し、予算成立遅れへの懸念に対し「最善の努力」を行うと述べた
韓国の最新世論調査で、外国首脳の中で日本の高市首相が好感度1位を記録。過去の日本の首相と比べても異例の22%に達しており、特に保守層や若年層の対日感情に変化の兆しが見える
高市総理とメローニ伊首相は会談を行い、日伊関係を「特別な戦略的パートナーシップ」へ格上げすることで合意。次期戦闘機開発の進展や経済安保、宇宙分野での連携強化を盛り込んだ共同声明の要旨を伝える
日伊160周年、両首脳は「特別戦略的パートナーシップ」格上げに合意。メローニ首相は「がんばる」精神で両国が限界を超え、歴史の主役となる決意を表明。安保・経済協力は強固な絆で結ばれた