垂秀夫前駐中国大使、台湾で受勲 日台関係推進に頼清徳次期総統も期待
垂秀夫前駐中国大使は9日、長年に渡って日台間の友好関係を推進してきた実績から、台湾の蔡英文総統より勲章を授与された。垂氏は自身と台湾との深い縁に言及し、今後も日台関係の強化に尽力していく考えを示した。次期総統の頼清徳氏とも会談し、就任に向けた祝福の意を表した。
垂秀夫氏は二度にわたって台湾に赴任した。経済や文化交流を促進するほか、現地で広い人脈を構築してきた。「大綬景星勲章」の授勲に際して、蔡英文氏は垂秀夫氏について「台湾の長年の良き友人」であり、「台日関係深化の重要な立役者」であると讃えた。外交において先見の明を持ち、日本政府による台湾人旅客へのノービザ措置の実施から台日青少年交流の推進に至るまで、日台の友好関係構築に大きな役割を果たしたと述べた。
さらに、台湾と日本は互いに助け合う民主主義の手本となり、自由と人権の価値観を共有し、地域の平和を守るための重要な力になっていると指摘。「台湾の人々を代表して、台日関係促進に寄与した垂大使の優れた功績に感謝した」と発表した。
関連記事
激動の中東情勢やサプライチェーンの危機に対し、高市総理がG7サミットで共同備蓄連携を提案し合意を形成。英仏独伊やトランプ米大統領、欧州の「準同盟国」との多層的な連携で挑む高市外交の全貌を解説
高市首相が仏紙『ル・フィガロ』に寄稿。G7エヴィアン・サミットに際し、中東情勢を受けたエネルギー安保対策や、AI時代に対応する新FOIPでの日仏連携、宇宙等の産業協力を強化する決意を示した
G7サミットに出席中の高市総理は16日、トランプ米大統領と懇談した。米イラン間の覚書合意への歓迎のほか、日米関税合意の着実な実施、中国を含むインド太平洋情勢を巡る緊密な意思疎通の継続を確認した
G7エビアン・サミットが閉幕した。内閣総理大臣として初めてG7サミットに出席した高市早苗首相は、経済成長からAI、欧州との安全保障連携に至るまで、多岐にわたる分野で日本の存在感を示した
フランス開催のG7サミットにおいて、中東危機に関する首脳級会合が実施。高市首相は米イラン間合意を歓迎し、ホルムズ海峡の安全航行を訴えた。また「パワー・アジア」構想やガザ復興への貢献も表明した