青海省海晏県にある中国初の核兵器基地の跡地(AFP)

ロシアからの濃縮ウラン輸入が急増、中国共産党の目的は何か?

中国はロシアから前年比で大幅に濃縮ウランの輸入を増やしている。この急増は、中国とロシア間の核協力が強化していることを示している。本記事では、この核協力が国際安全保障に与える影響と、西側諸国が直面するリスクについて分析する。

ロシアのメディアによると、中国共産党が公表した統計データによれば、2024年5月に中国はロシアから濃縮ウランを含む化合物を合計2億3300万ドル(約372億円)で購入した。このうち濃縮ウランの購入額は2億3150万ドル(約369億円)で、残りの化合物は140万ドル(約2億2千万円)である。これは2015年に統計を開始して以来の最高額である。

今年4月のデータによれば、中国共産党が購入した濃縮ウランは約7千万ドルだった。

▶ 続きを読む
関連記事
中国による突然の「対日批判」。現代の中国で起きている政治家たちの権力争いや失脚の裏側を、毛沢東時代の「文化大革命」の歴史と重ね合わせながら浮き彫りにする
米議会で提出された、チベットでのジェノサイド認定を求める超党派法案と、トランプ氏によるジミー・ライ救出への意欲を報じる。中国の弾圧に対し、米国が人権と経済の両面からどう対峙すべきかを問う解説記事
解説 定期的に、大衆は新たな微生物の脅威に直面する。そのパターンは常に一定だ。悲劇的な死や集団感染が発生すると […]
ヴィクター・デイヴィス・ハンソン氏がイラン情勢の終焉を鋭く分析。米国の軍事的優位と経済封鎖に対し、窮地のイランが取る生存戦略とは。中間選挙を控えたトランプ政権の思惑と、激化する膠着状態の結末を予測する
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る