リアリティTV番組の「フィクサー・アッパー」で知られるチップとジョアンナ・ゲインズ夫妻は、ソーシャルメディアと携帯電話に関する家庭内ルールを設けていると言います。

「Today」のインタビューで、彼らは家のデザインに関するアドバイス以上のことを話しました。結婚21周年を迎えた夫妻は、「フィクサー・アッパー」の新シーズン「ザ・レイクハウス」について語るために出演しましたが、番組の始まりや結婚生活についても語り、家族との時間にも触れました。

司会のジェナ・ブッシュ・ヘイガーさんは、すべての親にとって重要な話題、子供たちの携帯電話とソーシャルメディアの安全性に話を移しました。彼女は、ゲインズ夫妻に親としてこの難しい問題をどう扱うかアドバイスを求めました。

「我が家のルールでは、大学に行く前の夏に初めてソーシャルメディアに触れることができます。だから、18歳になるまで時間があります」とゲインズ夫人は5月29日の放送で話しました。

子供たちを、SNSオフラインに保つのは簡単ではなかったと認めつつ、夫妻は年齢制限することによって、子供たちが自分たちの生活を奪わない方法でソーシャルメディアを上手に使いこなすのを助ける「時間」が与えられたと述べています。

ゲインズ夫人は、18歳以前にソーシャルメディアを使うのは、現在10代（特に娘たち）にとってはリスクが高いと指摘します。「精神的に多くのことに影響を受ける年齢なのです」と5人の子供の母親であるゲインズさんは言います。

司会のブッシュ・ヘイガーさんは、「ソーシャルメディアが脳に良い影響を与える研究や統計を娘に探させたことがあります。しかし、そういうものは存在しないのです」と言いました。

ゲインズ夫妻は、特に友達全員がソーシャルメディアを利用している場合、子供たちをそれらから遠ざけるのは非常に困難だと認識しています。

「それは挑戦です」とゲインズさんは言い、子供たちは「それより前に欲しがっています」と付け加えました。

ゲインズさんは、近々の1年間、子供たちはスマホやソーシャルメディアをあまり要求したり、言及したりしなくなったと話しました。

「彼らはその背後にある心や問題を理解したと思います。しかし、それはとても難しい事」と彼女は言い、ソーシャルメディアを使う友達から孤立してしまうことについても触れました。

「私たちにとって、これは本当に素晴らしい他のものを持っているということです。私たちの生活は他と少し違います。私たちはこの特定のことを大切にしています」と語りました。

ゲインズ氏は、子供たちが家を出る準備が出来るまで、ソーシャルメディアから離れるように手助けする理由を強調しました。

「実際のところ、彼らにとって早い使用が良い理由は何もありません。遅く始める方が良いのです。むしろ始めない方が良いかもしれません」と彼は司会者に伝えました。

（翻訳編集　青谷荘子）