ブリンケン米国務長官は、イスラエルとイスラム組織ハマスとの間の停戦が視野に入ってきたとし、交渉は「ゴールに向けて前進している」と述べた。 6月12日、ドーハで撮影(2024年 ロイター/Ibraheem Al Omari/Pool)

ガザ停戦「視野に」、ネタニヤフ氏とその後の計画協議=米国務長官

[ワシントン 19日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は19日、イスラエルとイスラム組織ハマスとの間の停戦が視野に入ってきたとし、交渉は「ゴールに向けて前進している」と述べた。

ブリンケン氏は米コロラド州で開かれたアスペン安全保障フォーラムで、ハマスとイスラエルは外交交渉の末、バイデン大統領が5月に示した停戦の枠組みに合意したと言及。解決すべき問題は残っているとしながらも、「永続的な平和と安定を築く軌道に乗せる合意を得るという目標に向けて前進している」と述べた。

来週に予定されているイスラエルのネタニヤフ首相のワシントン訪問については、米政府は停戦合意を最終的に成立させたいと考えているとし、停戦実現後の明確な計画があることが重要なため、ネタニヤフ氏との協議はその点が中心になるとの見方を示した。

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