フーシ派による紅海海運への脅威拡大、国連イエメン特使が懸念
[23日 ロイター] – 国連のイエメン担当特使ハンス・グランドバーグ氏は23日、国連安全保障理事会で、紅海および周辺の最近の動向はイエメンの武装勢力フーシ派による海運への脅威が増大していることを示していると述べた。
イエメン情勢に関する説明でグルンドバーグ氏は、フーシ派による新たな商船への攻撃に加え、フーシ派攻撃に対する報復でイスラエルがイエメンに初めて空爆を行ったことから、地域情勢が壊滅的に激化する危険があると警告した。
「解決どころか、緊張緩和の兆しが全く見られないのは憂慮すべきことだ」と懸念を示した。
関連記事
ホルムズ海峡に近いUAEフジャイラ沖で、停泊中の船舶が拿捕された可能性が浮上した。同船はイラン領海に向かったとみられ、通信も途絶えている
イランでの紛争勃発によりOPECの産油量が3割急落し、原油価格は100ドルを突破。供給不足を補う余力の欠如と、ガソリン代高騰に伴う世界的なインフレ再燃が懸念される。エネルギー市場の緊迫した現状を解説
海外報道によると、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアが秘密裏に対イラン軍事行動に加わっていた可能性がある
ヴィクター・デイヴィス・ハンソン氏がイラン情勢の終焉を鋭く分析。米国の軍事的優位と経済封鎖に対し、窮地のイランが取る生存戦略とは。中間選挙を控えたトランプ政権の思惑と、激化する膠着状態の結末を予測する
イランに対する米国の経済封鎖は、間接的に中国共産党政府に圧力をかけている。アナリストらは、これはトランプ氏が習近平との首脳会談を前に、交渉の切り札(レバレッジ)を構築しているものだと分析している