(大紀元)

中国、独自の「スターリンク」構築へ第1歩 衛星18基打ち上げ

中国国有の上海恒信衛星科技(SSST)は6日、中国版「スターリンク」構築に向け、18基の低軌道人工衛星を軌道に乗せた。国営中央テレビ(CCTV)が伝えた。

山西省北部の太原衛星発射センターから運搬ロケット「長征6号」を使って打ち上げた。中国独自の人工衛星網「G60星鏈」を整備する計画の第1弾となる。

米宇宙企業スペースXが約5500基の低軌道人工衛星網を通じて提供しているインターネットサービス「スターリンク」に対抗する。

低軌道の人工衛星をコントロールすることは軍事的に重要な意味を持つ。ウクライナでの戦争で、スターリンクが戦場での通信に重要であることが実証され、中国人民解放軍系のメディアはスターリンクが中国の利益に及ぼす脅威について、繰り返し指摘してきた。

関連記事
9月16日、75年ぶりに最強の台風が上海に上陸し、強風と豪雨をもたらした。その結果、航空便がキャンセルされ、数 […]
「資産価値が上がる物件」と言われていた中国・広州の中古物件が売値の3割超でようやく売れた。
台風で破壊された中国「陽澄湖」の養殖場から「上海ガニ」たちが集団脱走。