中国南部を直撃した「スーパー台風」によって破壊された高層マンション。(SNSより)
「何十年もここに住んでいるが、これほど大きな台風を見たことがない」と現地民

【動画あり】中国南部を襲った台風「ヤギ」 ベランダの手すりが吹き飛ばされる凄まじい風

6日16時20分(現地時間)、「スーパー台風」台風11号(ヤギ)は「中国のハワイ」と呼ばれる中国南部、海南島を直撃した。

最大風速62m/s (中心付近)という猛烈な強風は街の街路樹を根こそぎ倒し、風にあおられて市民は転倒、自動車までひっくり返った。現地の高層ビルは大きく揺れ、その他、大型スタジアムの屋根も粉々に破壊された。

一部の高層マンションでは半数の窓が吹き飛ばされ、バルコニーやべランダの手すりも風で吹き飛ばされた。ある9階建てマンションではエレベーターの中が飛ばされ「もぬけの殻」になるほど、ヤギの被害は凄まじい。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。