上海国際金融センター(shutterstock)
外資と中共の隔たり

中国での投資リスクが利益上回る EU商会が投資の臨界点に直面

中国で、ビジネス環境の改善が停滞している中、中国EU商会は、中国内投資リスクが利益を上回ると警告している。中国経済は依然として減速しており、中国共産党が約束していたビジネス環境の改善は、まだ全く実現されておらず、中国EU商会(中国における欧州連合商工会議所)は、多くの欧州企業が、中国での投資リスクが利益を上回っていると考えており、共産党当局の改善改革の約束を信じることが難しいと警告している。

9月11日、中国EU商会は最新の「EU企業の中国における提言書」を発表した。同商会は報告の中で、外資系企業が直面しているさまざまな問題が、中国市場における長期的な課題となっているといい、これは新興市場の「成長の痛み」ではないと述べた。

商会のヤン・エスケルンド会長は、報告書の発表前に記者に対し、「私たちは、確かに臨界点にいると感じている。何かをしたいのであれば、今がその時だ」と述べた。

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