中国製の鋼鉄製品に対するダンピング問題が国際的な批判を受ける中、中国国内の鋼鉄需要は縮小している。遼寧省瀋陽市の鋼鉄卸売市場の様子である(2024年4月11日撮影)。(STR/AFP)

インド 中国の鉄鋼に最大30%の輸入関税

インド財務省は、中国およびベトナムからの鉄鋼製品の輸入に12%から30%の関税を科すと発表した。この措置は国内産業の保護と発展を長期的に図る目的のためである。一方、アメリカも同様の問題に対応し、鉄鋼産業への新たな対策を求めている。

ロイター通信によれば、インドは9月10日にこの措置命令を発表し、今後5年間で、中国およびベトナムからの溶接ステンレス鋼パイプに対して関税を科す。

2020年に、インドと中国の軍隊がヒマラヤの国境地域で衝突してから、両国の関係は緊張している。インドは中国からの投資の審査を強化し、重要なプロジェクトを停止した。

▶ 続きを読む
関連記事
北朝鮮の共産主義政権が米国との核外交再開を検討する党大会を前に、非弾道ミサイルが飛行した
1978年、最貧地域だったマデイラ島は、大胆な低税率政策で特別経済区を創設した。47年後、失業率は低下しGDPは大きく成長。EUが忌避する税制競争が、周縁地域を繁栄へ導いた実証例である。
中国・内モンゴルで24歳の男性が「外の世界が疲れすぎる」と自ら無免許運転を通報。行政拘留15日と罰金2000元を科され、若者のプレッシャー問題がネットで議論を呼ぶ。合法的な休息手段の必要性が指摘されている
トランプ米大統領は、マール・ア・ラゴを訪問したウクライナのゼレンスキー大統領を迎え、両者ともに機嫌は良さそうに […]
ベネズエラ沿岸にある麻薬船の拠点施設への攻撃は、カリブ海における米国の軍事作戦の拡大を意味している