東日本大震災から15年。台湾の賴清徳総統がFacebookで追悼投稿。「患難見真情」と日台の相互支援を振り返り、防災協力の深化を強調。過去の支援事例も紹介。
中華民国の賴清徳総統は3月11日、東日本大震災から15年を迎え、台湾と日本はいずれも地震帯に位置し、深い歴史的なつながりと固い民間の友情を有していると述べた。そのうえで、「今後、こうした基盤の上に立ち、防災・人道支援・社会の強靭性など、実質的な協力をさらに深めていきたい」との考えを示した。
賴氏はフェイスブックで、「15年前の今日、巨大な天災が良き隣人である日本を襲い、地震と津波により数万人が死亡・行方不明となり、多くの人が負傷した。私たちは命を落とした友人たちを追悼し、そこから教訓を学ばねばならない」と述べた。
さらに、「日本の皆さんは、困難に直面したその瞬間、台湾の人々が示した大いなる善意を決して忘れないだろう。党派や立場、公や民の区別を超えて、金銭や労力を惜しまず支援した。政府・民間の救助隊が72時間以内に準備を整え、日本に向かった」と振り返った。
賴氏は「まさに『患難見真情』(苦難に際してこそ真の友情が分かる)である」と述べ、「日本は台湾の良き友人として、台湾で災害が起きるたびにすぐ支援の手を差し伸べてくれた。1999年の921大地震、2009年のモーラコット台風による88水害、さらにはCOVID-19の流行時にも、物資や義援金、ワクチンを惜しみなく提供し、救助隊を派遣してくれた。こうした恩義は、台湾の人々の心に深く刻まれている」と語った。
賴氏はまた、「2016年の台南地震の際も、日本は発生からわずか14時間後に調査隊を現地に派遣し、救助活動を支援してくれた。その真摯で感動的な相互信賴と助け合いの友情は、これまで幾度も互いを感動させてきた」と述べた。
最後に賴氏は、「東日本大震災から15年。台湾と日本はいずれも地震帯に属し、深い歴史的縁と固い民間の絆で結ばれている。今後はこの基礎の上に立ち、防災・人道協力・社会の強靭性といった実質的な協力を一層推進し、双方の関係をさらに深め、発展させ、互いに信賴できる重要なパートナーであり続けたい」と強調した。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。