小泉、高市氏 中国の安価な鉄鋼に対抗するため日米協力の強化を示唆
日本製鉄のUSスチール買収を巡って、日本とアメリカが対立している中、政府与党自民党の次期総裁候補者の一人、小泉進次郎元環境大臣がアメリカとの協力を呼びかけた。日本とアメリカの両国は、安価な中国製鉄鋼の輸入を抑制しようとしている。
ロイター通信によると、小泉元環境大臣は、14日、鉄鋼業界に関しては日本と米国は対立すべきではなく、中国の鉄鋼業界から生じる「共通の課題」に共に立ち向かうべきだと述べ「もし中国が再生可能あるいはクリーンなエネルギーを使わずに安価な鉄鋼を生産し、世界市場に氾濫すれば、公正な市場ルールに従って行動する我々民主主義国に最も悪影響を与えるだろう」と語った。
同じく総裁選に立候補している高市早苗経済安全保障担当大臣も、土曜日に行われた自民党の他の代表候補8名が出席した同じ討論会で、日米同盟関係の中で鉄鋼業界の体力を力を合わせて強めていくのが本来の目的と述べた。
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